こんにちわ、旅がらすです。
期間工で働いていた人は、その後どういう道へ進むのか?
- 期間工ループ!
- 違う工場で働く!
- 全く別の道にいく!
今回は、同じ時期に「期間工として働いていた友達のその後」について紹介します。
以下では友達と働いていた時の事を書いてます。

ちなみに私の期間工のその後は、「工場勤務の快適さに惹かれ、工場で正社員として働く」でしたね。
大企業&製造業で働くメリットを知った私は、「次は大きい会社で正社員!」と周囲に話してました。
なので、選択肢の中で言うと②の「違う工場で働く!」に該当しますね。
それでは他の3人を紹介していきます。
この記事の目次
期間工で一緒に働いた友達の「その後」について
20代前半の頃、期間工として働いていた私は常に「次の仕事どうしよう」と考えていました。
まぁ期間工で働く人は皆考えるでしょうが、私の時代は1年が満了だったんです。(※現在は3年満了が基本)
なので考える時間もだいぶ短い訳です。
入社して半年くらいすると考えます。
私は2年半ホンダ期間工で働いていて、最後の半年はもう期間工に戻らない気でいました。
今にして思えば、貯金もかなり貯まってたので単身で海外にでも飛べば良かったと思います。
まだ若かったし、知見を広める為に日本を出ていけば良かった。
この事については以下の記事で熱く語っています。20代の方はぜひ読んで下さい。

今回紹介する友達は、以下年数ほど働いていました。
- A君=1年
- B君=4年
- C君=2年
先に言っておくと、彼ら3人は現在しっかりと働いています。1人を除いては、皆家族を持ち全うな人生を過ごしています。
では1人ずつ紹介します。
その後は【建設業界】に転身
A君は寂しがり屋で、当時仲の良い私を含めた3人がいるホンダ期間工に、仕事を辞めて飛び込んできました。
A君は地元が東京だったので寮住まいになりました。今となっては相部屋はなくなりましたが、当時はバリバリの相部屋です。
環境は中々酷く、
「早く満了して電気屋にでもなる」
と、よく言ってました。(自分で勝手に来たのに….)
1年が経って満了を迎えた彼ですが、肝心の仕事は見付かりません。
満了金&貯金&失業保険が貰えるのでお金に困ってはいませんが、引っ越し先がありません。
結局彼女の所に転がりこむ形になりました。
失業保険で家賃の半分を払い、彼女に頭を下げる日々。
仕事も中々見付からないまま半年が経ちました。
この時点で私は、やっぱり期間工なんてやらない方が良かったのでは?と考えていましたね。
A君はまた期間工に戻るか考えていたそうですが、良いタイミングで期間工で知り合った人から「現場監督」の仕事を紹介してもらえたんです。
その仕事が天職だったのか、以来ずっと建築関係の現場監督をやっています。
いま現在も私と家族同士の交流があり、1番仲の良い友人です。
寮住まいは辞める半年前から、先の事を考えとこう!
その後は【IT業界】で部長に
1番期間工として長く働いていたB君。
彼は合理的な考えの持ち主で、
「期間工なら年収400万。若い内は期間工で働いた方が賢い」
とよく言っていました。
このフレーズを私がよく使うのは、彼の言葉に影響を受けたからです。
彼は4年間働きました。
一時は正社員になる事も考えていましたが、4年も働いてホンダの嫌な部分も見えたのか、突然辞めて東京へ行きました。
彼は働いている間も、自分がどの道に進むか考えていたようです。
現在はIT関係の会社で部長にまで上り詰めました。
期間工グループでは1番の出世男。
東京→北海道→埼玉→名古屋→北海道と転勤族ですが、生活には満足しているようです。
繰り返しますが、B君は合理的でした。
期間工でお金を貯め、
期間工から正社員の道を早くに諦め、
貯めていたお金で東京に行き勝負をした。
期間工からだって部長になれる!人生設計をしながら働こう!
彼を見ているからこそ、若い内はお金を貯めて自己投資に回そうと思えるんです。
その後は【海外を転々】とし、現在オーストラリアに
続いてはC君です。
実はC君とは縁が切れてしまっています。もう5年以上会ってないし、連絡も取ってません。
彼とはFacebookで繋がっているので、何とか情報は入ってくる程度です。
C君は元々海外に興味を持っていました。
私が冗談で「高校卒業したらニュージーランドでも行かないか?」と話したら、かなり食い付いてきました。
「きっと海外はもっと日本よりゆったりしていて、それで自由なんだよ…」
C君はそんな事を言ってました。
C君は期間工を1年きっかりで辞めました。
貯金+満了金+乗ってた車を売り、150万程持って海外へ飛び立って行ったのです。
いくらなんでも行動的過ぎるでしょ?でもこれには裏があります。
色々な記事で書いてますが、期間工の中で海外に行く人は実に多い。
期間工で働く→満了金で海外→3ヵ月豪遊する→日本に帰ってまた期間工
この循環をする人が結構います。
で、C君はこのタイプの人が同じ職場にいて、さらに急速に仲を深めました。
元々海外思考のC君。そりゃ心踊る話を聞けた事でしょう。
そうして彼は日本を離れました。
ビザの関係でちょくちょく日本に帰って来てるようですが、連絡がないので近況はいまいち分かりません。
ただ間違いなく自分の人生を謳歌していると思います。
たまにFacebookで投稿する彼は良い顔ですもん。
海外思考の人は期間工でお金を貯めて海外へ行こう!ハマる人はハマる
C君は語学について勉強もしていました。
帰ってきても働き口には困らなそう。これも海外にいる恩恵ですね。
期間工から製造業へ行く人は少ない!?
という事であくまで私の隣人達の「その後」でしたが、いかがでした?
そう、意外に期間工を続ける人は少ないんです。
やっても3~6年位で次の仕事へ歩き出すんですよね。
さらに意外なのは、製造業に就かない事です。
紹介した3人とも製造業からは離れました。知っている期間工仲間も、ほとんどが製造業から離れていきました。
これがもの凄く意外なんですよね。
残業もしっかり出るし、休日も土日で多い。
どこが嫌なのか…むしろ製造業は好条件が多いと思うんですが。
どちらにしろ、
期間工で働き人生がダメになった人はいない
少なくとも私の周りにはいませんでした。
期間工は安定しないとかって煙たがる人がいますが、結局はその人次第という事なんです。
まとめ・「期間工のその後は別の職種につく事が多い」
そろそろまとめようと思います。
ずばり、
期間工を辞めると工場から別の職種に就く人が多い!でも人生がダメになる人はいない!
ですね。
期間工で働いた人のその後が気になってた人には、少し物足りなかったかも知れません。
きっと落ちぶれて、どっかの派遣でシニアになるまで働くんだって考えているんでしょう。
私の感覚では、長い事派遣で働いている人より、期間工で期間限定の仕事をしてる人の方がプラスに向かうと思っています。
派遣社員はいつまでも働けるので、だらだらとやり続けてしまうんです。
反対に期間工は終わりが決まってるので、常に先を考えているんです。ここの違いだと感じますね。
という事で、期間工のその後でした。