こんにちわ。旅がらすです。
今回は「工場で出世する2つの方法」について書いていきます。
これは完全に私の主観で書きますが、私自身、工場で15年以上は働いています。
今まで3社の大手工場でライン工として働き、現在も工場で働いてるので、信ぴょう性はそれなりにあるかなって思います。
さて、大手製造業は今同じ方向に舵を切ってます。
そう「実力社会」です。
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その中でどうやって工場で出世するのか?
では1つずつ説明していきます。
この記事の目次
工場で出世する方法は2つ!「ゴマすり」か「職人」になる事
最後の方にも書きますが、本気で振り切らないと出世は難しいです。
実力社会なので当たり前ですが、振り切ってない人は出世しません。
ではどこにどう力を入れるのか。2択です。
- ゴマすり型になり上司を味方に
- 職人型になり腕で黙らせる
現状はこの2択しかありません。
①のゴマすり型とは、ようは上司の評判を勝ち取る事ですよね。
うちに工場で言えば、出世するゴマすり型は必ずタバコを吸います。
休憩所を上司と同じ場所&共通の行為をする事で仲間意識を強める事ができます。
そこで上司が釣りをやるなら一緒に釣りをし、ゴルフが好きなら「始めたいんです。教えて下さい!」と近付く訳です。
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で、評価する時に「全く同じレベル」の人がいれば、懐いてる方を上げますよね。
これは昔も今も変わりません。
②の職人型も、簡単ではありません。
工場ではいかに設備に対しての知見があるかがカギとなります。
- あいつに聞けば直せる
- あの人は設備の事何でも知っている
- 困った時はあいつだ
この3つを勝ち取れば、自動的に出世します。
特に今の時代、海外に行くことも増えるかと思います。
海外に行く時、必要なのは「プロ」です。
海外にまで行って、この設備ちょっと分からないな~では話になりません。
職人になれば、誰からも必要とされるので出世しない訳ありません。
よっぽど人格に問題がなければ。
そもそも工場は出世しずらい?
そもそも現在は、工場での出世は非常に難しいです。
昔は年功序列だったので、ある程度仕事ができればエスカレーター式に上っていきました。
しかし実力社会になった今、本当に目立つ人間でなくては出世は難しくなった。
特に若い人でも班長や係長にするようになったので、30~50代は非常に難しくなった。
若くて、
やる気があって、
頭の回転が速くて、
体力がある。
そんな若者に、40代がどう勝てば良いんだ?って話です。
20代にとって出世しやすいくなった時代ですが、30代以降の出世はかなり大変になっているのが現状です。
【推奨】職人になれば非難される事はない
出世する方法は全部で2つ。
【ゴマすり型】になるか【職人型】になるかです。
説明したように、どちらが楽というのはありません。ここは適正です。
ただやはり推奨したいのは職人型ですよね。
なぜなら批判の声が届かないので、メンタルを消耗しないからです。
「あの人は腕があるから出世して当たり前」となれば批判の声が届くはずもありません。これはどこの工場でもそうだと思います。
ただこの職人タイプは得てして、気難しい人が多いので、少しのコミュニケーション能力があれば完璧だと思います。
ゴマすりは周りも味方にできるかがカギ
別に私はゴマすり型を非難している訳ではありません。
実力はないのに出世する人。その人もその人で、ゴマすり型になる為の努力はしている訳です。
いや並大抵ではないですよね。
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タバコが嫌いでも吸う。釣りも苦手だけどやる。何の興味もないけどツーリングに行く。
どれも忍耐が必要です。
だから私はゴマすりで出世した人も、ある程度の尊敬はします。
全く仕事ができないって訳じゃないなら。
工場で出世したいなら本気にならないと無理
冒頭にも書きましたが、工場で出世したいなら本気にならないと無理でしょう。
職人は設備知識と改善に力を。ゴマすり型は徹底的な人間関係の把握と、自分を犠牲にする覚悟。
どちらにしても簡単ではありません。
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要らぬ批判の声も聞くでしょう。
ただそれでも出世を望むなら、本気にならなくてはなりません。
まずは自分がどちらのタイプになりたいか?そしてどちらの才能があるかの確認を。
そもそも、私のように出世はしなくても良いという選択肢もありますが。
学歴はほぼ関係ない
重要な事なのでここに書いておきますが、今工場での出世では学歴はほとんど関係ありません。
うちの工場でも、最終学歴「高卒」がガンガン出世していってます。
課長や係長、部長もみんな高卒です。
学歴が関係あるのは、せいぜい入社しやすくなるor初任給が良い程度です。
中に入れば全然関係ありません。
大卒院とかでも出世は約束されません。結局は本気の人のみが出世するんです。
A君とB君で出世の違いが!理由は転勤!
とある中小企業では、出世する人とそうでない人が簡単に分かると言います。
何か分かりますか?
転勤です。
同期の2人がいました。その2人は今下記のような人事になっています。
- A君は本社(名古屋)⇒北海道⇒青森⇒福岡支社で係長
- B君は本社(名古屋)⇒転勤拒否⇒本社で平社員のまま
A君は転勤を快く受け、多くの支社を渡り歩き現在は係長。
対してB君は結婚したてで、家も購入し転勤を断りました。
結果的に差はこれほど拡がりました。
出世には「転勤を快く受ける」というのも1つあります。
まとめ・総括
最後の事例は営業職に近い友人の話なので、工場とはまた話が変わってくるかもしれませんね。
あくまで1つの事例ですので参考程度に。
さて、工場で出世する2つの方法を書いてきました。
何度も言いますが、どっちに振り切れるかが重要。そして、それにはそれなりの覚悟が必要です。
ゴマすり型でないのに、無理やりゴマすり型になるとメンタルをやられ病院送りになってしまいます。
自分の適性を把握し、どちらかに振り切りましょう。