- 期間工の面接ってどんな感じ?
- どんな質問をされるの?
- やっぱりスーツじゃなきゃ落ちる?
期間工の面接について、色々と不安視する人が多いようです。まぁ初めての事は誰しも警戒するので仕方ないと思いますが、ハッキリ言います。
「緊張する程の面接じゃないよ!」です。
今回は期間工の面接について、2回期間工の面接を受けて、2回とも合格した私が説明したいと思います。
この記事の目次
期間工の面接は「正社員より軽く、バイトより重い」
さて、冒頭で2回面接して2回とも受かったと自慢気に言いましたが、ハッキリ言って期間工の面接は大した事ありません。
普通に行って、普通に面接すれば受かります。
しかし普通と言っても、何が普通なのか分かりませんね。
簡単に言うと、期間工の面接は「正社員より軽く、バイトより重い」という事です。
正社員の面接のように気を入れていく必要もありませんが、アルバイト感覚で行くほど軽いものでもない。
これに尽きます。
ただ年齢にもよるんですが、私が期間工に応募した時は私服で面接して難なく合格。歳は22歳のピチピチの頃です。
格好はジーパンとTシャツでしたよ。普通じゃありえませんよね?まぁ若さゆえのなんたらです。
旅がらす
なのでその年齢ならそういう格好をしましょう。
20代なら私服だって受かります。
ただ受かる確率を少しでも上げたいなら、スーツが好ましい。それだけの話です。
格好より大事なのは面接官とのやり取りです。
では面接会場の事や、どんな人が面接に来ていたのか。細かい説明をします。
期間工の面接会場の雰囲気や人を紹介
まず面接会場です。
私が受けたホンダ期間工は、工場とは別の会場で面接をしました。駅近くでしたね。
これは多分工場となると、車で来る事が必須になり、車を持っていない人が断念してしまう為だと思います。
お金が全然ない状態で期間工に来る人は多い。
その為公共機関で来れる会場にしているんだと思います。
ちなみにホンダは面接を受けると1000円の交通費を頂けます。
雰囲気はどんな感じ?人数は結構多い
面接会場は普通の場所でした。私が面接を受けた1回目の時は、20人以上いてうろたえました。
「こんな人数で受けたら競争率上がって受かりずらくなるじゃん…」と不安にかられました。
これは時期にもよると思いますね。2回目の時は10人以下でした。
筆記試験などはないので、呼ばれるまではスマホをいじっていればOKでしょう。
あと、仲間同士で来てる人もいましたね。
皆どんな格好している?スーツは2割程度
面接はどんな格好が良いの?については、もちろんスーツの方が印象は良いでしょう。
でもだからと言って、アルバイトの面接でスーツで来る人がいるか?….いませんよね。
私は2回面接を受けましたが、2回とも私服です。
前述しましたが、タクシーで来るお金もない人も応募の対象に入ってるんです。メーカーによっては引っ越し前金や、生活金を手当てとして補助してくれる所もあります。
そんな訳アリな人達を募集しておいて、「スーツ着てないから落選ね!」とは決してなりません。
つまりスーツであろうが無かろうが、落ちる対象にはならないという事です。
私が受けた時も2割程度しかスーツを着た人はいませんでした。
「じゃジャージやスウェットでも良いの?」
服が無ければそれで良いと思います。面接官に「すみませんこんな格好で」と一言つければ良い。
ただ、持ってる服の中で一番面接に適した服装というのは当たり前です。ジャージとジャケットがあるならジャケットで行きましょう!
後は常識の範囲内で。
帽子やバンダナや装飾品は取っておきましょう!
ちなみに私が勧める私服なら、以下のような格好が良いと思います。
冬ならジャケットにチノパン。
夏ならポロシャツにチノパン。が良いと思います!
面接官はどんな質問をしてくるのか?
面接官は何を質問してくるか?
私が聞かれたのは基本的に以下の内容です。
- 前職は何を?
- ライン作業は大丈夫?
- 交代制勤務は平気?
- 工場の仕事はした事ある?
どれも想定内の質問だったので、パパッと答えました。
意外だったのは「希望する部署がありますか?」の質問でした。
「もちろんそこに配属される訳じゃないんだけどね」という言葉も添えてありましたが、希望を聞いてくるとは思いませんでしたね。
この時、例えば塗装工程が苦手なら、一応話しておいた方が良いかもしれません。
「昔塗装の匂いで気分が悪くなった事があります。もちろんその工程に配属されるになっても工夫して頑張る気です」位言っておきましょう。
後は普通の世間話です。
私は高校卒業してから22歳までの4年間はバイト生活を続けていました。なのでその事について触れられるかな~と思ってたんですが、普通にスルーでした。
色々な事情で、日本各地から期間工の面接に来る訳です。面接官も慣れっこなので、野暮な質問はしないでしょう。
と言う事で、あまり突っ込んだ過去の事は聞かれないと思います。面接官の気にする所は、ライン作業ができるか?交代制勤務ができるか?ですから。
そもそも落とすような面接ではない
ここで期間工の面接について、基本的な事を書こうと思います。
正社員の面接は、ふるいに掛けるのが一般的です。
5人の正社員枠に20人の応募が来て、15人を落とす為にあるのが面接や筆記試験です。
でも期間工は逆で、メーカーは常に人不足なのでほとんどの人は受かるんです。
期間工の募集を見ても分かりますが、基本的に年中募集しています。
アルバイトの面接に近いと言ったのはその為です。
- 正社員の面接=優秀な人間を探す為
- 期間工の面接=すぐ辞めてしまう人を受からさない為
こんな感じです。なので緊張する必要はありません。変な人で続かない人を見つける為の面接ですから、普通な人は落ちません。
受かった人達はどんな人?
1回目の時は、おそらくほとんどの人が合格しました。
合格通知が届き、そこに入社日が記載されています。
大抵みんなニートの状態だから、指定された日に入社式を迎えます。そこでは私が覚えてる限りはほぼ全員合格してましたね。
仲間同士で馬鹿騒ぎしていた人達も難なく合格。50代っぽい人も合格。
それを見て緊張していた自分がアホらしくなりました。やっぱり落とす面接ではないんです。
まとめ・「期間工の面接は全然余裕!スーツじゃなくても受かる!」
私が体感した期間工の面接は以上になります。
何か言い忘れた気もしますので、分からない事や聞きたい事があったらお問い合わせからお願いします。
しつこいようですが、期間工の面接はふるいに掛けるような面接ではありません。
本当は全員合格にしたいんだけど、変な人を受からせない為に、形式上の面接をしているという感じです。
ネットではなぜか「期間工の面接に落ちた!」的な意見があって、期間工のハードルが上がってますが、それ多分レアなケースだと思います。
10人いて、全員工場経験者であなただけ飲食店上がりだったり。多分そんな一例です。
とにかく普通に行けば大丈夫ですよ!ビビらないで動いてみましょう!